◆ガイドヘルパーとは
ガイドヘルパーとは「移動介護従業者(いどうかいごじゅうぎょうしゃ)」のこと。現在は「移動支援従事者」と呼ばれることが多いようです。
2006年9月30日をもって「外出介護」サービスの大部分の業務が市町村の地域生活支援事業の中の移動支援事業に移行し、その他の業務が居宅介護サービスの通院介助、通院等乗降介助、行動援護サービスに移行したため、現在は「移動支援従事者」と呼ばれることが多い。
外出介護員とも呼ばれています。
仕事内容
視覚障害者や車いす利用者(全身性障害者)、知的障害者の方たちが外出するときに付き添いを行い、歩行や車椅子の介助、外出先での食事の介助を行うのが仕事です。
外出先は病院を初めとして、買い物や旅行、コンサートなどもあり、障害者の自立と積極的な社会参加を促進する役割も担います。
ホームヘルパーとの違いはこのような移動介助が行えることです。
なるには・資格・収入・等
試験はありません。都道府県指定のガイドヘルパー(移動介護従業者)養成機関にて、規定の養成講座を修了すると資格を取得できます。養成課程は視覚障害者移動介護従業者、全身性障害者移動介護従業者、知的障害者移動介護従業者の3種類があります。研修内容や研修時間も異なります。
ただし、各市町村により養成研修が必ずしも必要とは限りません。
受講資格も地域により異なります。
不問のところもあれば、介護福祉士や訪問介護員(ホームヘルパー)の資格を有していることを必要としているところが多いようです。
又、2級以上の訪問介護員資格者を知的障害者介護従事者と認めるところもあるそうです。
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