中央省庁幹部

◆中央省庁幹部になるには

中央省庁は、縦割り行政による弊害をなくし、内閣機能の強化、事務及び事業の減量、効率化などを目的に再編されました。

この再編統合は、中央省庁等改革基本法に基づき、2001年(平成13年)1月6日(第2次森内閣)時に施行されました。

再編前は1府22省庁でしたが、再編後は下記の1府12省庁になっています。

  • 府・・・総理府
  • 省・・・法務省、外務省、大蔵省、文部省、厚生省、農林水産省、通商産業省、運輸省、郵政省、労働省、建設省、自治省
  • 庁・・・国家公安委員会

仕事内容

中央省庁の幹部は、一般的にキャリアと呼ばれる人たち。官僚です。
ノンキャリアと比べると仕事の質が高く、激務。その分仕事ができる人は出世が早いと言われます。

なりかた・資格・収入・等

1府12省庁の幹部になるためには、国家公務員採用1種試験に合格しなければなりません。その後人事院が各省庁に推薦することになります。

学歴は大卒以上、または同等の資格を持つ者が対象になります。
1種の合格率は例年5%前後と難関な試験です。

年収は課長クラスで約1000万。事務次官ともなれば2000万を越えると言われています。

 

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