◆チャイルドマインダーとは
チャイルドマインダーとは、子供の個別保育のスペシャリスト。イギリス発祥の家庭的保育の専門職です。
イギリスで18世紀から19世紀に起きた産業革命。経済成長とともに女性も就労する機会が増え、子供を他人の家に預けることが習慣となったのが原型のようだ。簡単に言えば「共働き」が増えた言う事でしょう。
その後イギリスでは、人材の資質向上や専門性を世間に広めること等を目的に、1977年に「全英チャイルドマインダー協会(英語版)(National ChildMinding Association, 通称NCMA)」が設立されます。
日本では1995年に養成学校が設立され検定試験が開始。そして1999年に「特定非営利活動法人日本チャイルドマインダー協会」が発足しました。
仕事内容
子供の個別保育を行う仕事です。
子供の個性や各家庭の教育方針にあわせた保育を行います。
預かる子供の年齢は0歳から12歳。担当者が対応できる人数を限定しています。そのため子供1人に決め細やかな対応をすることができ行き届いた保育を実現しています。
働く形態は以下のようになります。
- 独立開業・・・自宅で開業するか各家庭に訪問する
- 就職・・・企業や自治体が運営する保育所などで働く
核家族化、共働き家庭が増加するに伴い需要は高まる傾向にあるようですが、その反面少子化の影響も受けるかも知れないと言われます。
なりかた・資格・収入・等
必要な学歴や経験などは特にありませんが、保育士の資格があると有利になります。
チャイルドマインダーとして働くには、民間の専門学校などでチャイルドマインダーの養成講座を受講し、民間の資格を取得すると言うのが一般的です。
収入の一例としては、時給1000円から1500円。
開業した場合の収入は預かる子供の人数によります。
関連記事・参照先
スポンサーリンク