バット職人

◆バット職人とは

バット職人とは、プロ野球選手が使用するような、公式野球の木製バットを削りだし製作する職人です。

バット職人はプロ野球選手のバットに関するこだわりや細部にわたる注文に忠実に答え、製作していかなければなりません。そのためには、ミリ単位で削りだす熟練の技術を必要とします

 

バットの種類

バットは野球やソフトボール、クリケットなどのスポーツで、打者が球を打つためのスポーツ用具です。

プロ野球では、1本の木材から作る木製バット。高校野球では木製バット、木片の接合バット、竹の接合バット、金属製バットの使用が認められています。社会人野球では、木製バットの、接合バット、樹脂加工バット、着色バットの使用が認められています。

木製バットの種類は以下のようになります。

  • アッシュ材・・・トネリコ、ヤチダモ。
  • ハードメイプル・・・カエデ、モミジ。
  • ヒッコリー・・・ペカン属に属する樹木の一般名。

試合用と練習用でもバットは異なります。
試合用は、硬式球を打つための硬式用バットと、軟式球を打つための軟式バットがあります。練習用はミート率を上げるノックバット、筋力をつけるマスコットバット、スイング矯正のための長尺バットなどがあります。

なりかた・資格・収入・等

バット職人になるには、特に資格は必要ではありません。木製バットメーカーは国内に十数社ありますので、それらの会社に就職して技術を身につけます。

メーカーによっても差がありますが、初任給は12~20万円前後。中小メーカーではバットだけを作っているところもあります。

 

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