弁護士

◆弁護士になるには

弁護士は法律事務を処理することを職務としている専門職です。

民事訴訟や刑事事件では、事実と法律が結果の全てを左右します。司法の場におうて、依頼人の代わりに法律上の権利や利益を保護したり、人権侵害から依頼人を守る役割を果たしています。

 仕事内容

民事訴訟では原告・被告等の訴訟代理人として主張や立証活動等を行います。
刑事訴訟では弁護人として被告人の無罪を主張し、あるいは適切な量刑が得られるように、検察官と争います。

具体的な職務の一例としては下記が挙げられます。

  • 民事・刑事における訴訟・事件の処理
  • 離婚や交通事故等の示談訴訟
  • 法律の異なる外国での取引に関する交渉
  • 破産や民事再生、会社更生法の申請などの法的倒産処理手続
  • 各種の法律相談

なりかた・収入・等

弁護士になるためには、法科大学院課程を修了し難関な司法試験に合格しなければなりません。

今までは一次試験と二次試験とに分かれて行われていましたが、法が改正され2006年からは新司法試験となり、2011年からは予備試験が行われるようになります。

現行の試験制度は2011年まで行われますが、2010年の第2次試験の筆記試験の合格者に対する口述試験のみが行われます。

弁護士は増員を計画されているためこのような試験が改正されていくのですが、現状ではその資格を取得しても既に余っているとも囁かれ、全ての資格者が収入を得ていくのは難しいとも言われています。

弁護士の収入

弁護士のほとんどは自営業者です。
中には年収一億円を越える人もいますが、低い人では100~200万円程度。平均で見てもそれほど際立って高くない。中にはアルバイトをしなければ生計がたてられない人もいるようです。

弁護士報酬

弁護士報酬は原則として各弁護士が独自で定めるもので、統一的・客観的な基準はありません。

一般的に見られる相談料としては30分5000円。成功報酬20%。

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