仏壇・仏具職人

◆仏壇・仏具職人とは

仏壇とは、家の中に置く仏教の礼拝施設。先祖や家族の死者の位牌を安置しています。

仏具とは、仏教の儀式で使用される特殊な道具。お坊さんなどが使う装飾品も仏具です。

仏壇職人は幾つかの工程で分業化されています。

  • 木地師・・・外郭を作る職人
  • 宮殿師・・・屋根を作る職人
  • 金物師・・・かざり金具を作る職人
  • 彫刻師・・・絵模様を木彫りする職人
  • 塗り師・・・木地部分の漆塗りをする職人
  • 蒔絵師・・・蒔絵(マキエ)と呼ばれる絵模様を描く職人
  • 箔押師・・・金箔を施す職人
  • 組み立て師・・・組み立てを行う職人

仏像、木魚、数珠など仏具で使用される道具が仏具だが、これも製作体系は仏壇と同様に分業になっており、「彫刻師」「塗師」「蒔絵師」などの職人がいます。

なりかた・資格・収入・等

仏壇・仏具職人になるためには、伝統工芸を教えている専門学校で学び工房に就職するか、職人に弟子入りするのが一般的です。

京都伝統工芸専門学校には、仏教彫刻や蒔絵の専門コースがあります。

 

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