◆飼育係(動物園)とは
動物園の飼育係の仕事とは、主に動物の世話や飼育している施設の維持管理、来園者へのサービス、飼育動物の繁殖の研究など、多岐にわたります。
社団法人日本動物園水族館協会に加盟している動物園は全国に約90園、水族館は約65。動物園では1800人もの飼育係の人が働いています。
日本動物園水族館協会では、飼育者としての経験や知識を証明する「飼育技師」という認定資格を設けています。
協会に加入している動物園で2年以上飼育に従事しういる人に受験資格が与えられます。
2015年4月1日現在の正会員数は、日本国内の動物園89、水族館64の計153園館で、そのほかに62の維持会員がいる。加盟園館数は近年脱退が新規加盟を上回り、漸減が続いている。動物園又は水族館が団体として正会員となるのではなく、動物園又は水族館の代表者が個人の資格で正会員となる。もとより日本国内の全ての動物園・水族館の代表者が加盟しているわけでもなく、半数以下となっている。
なりかた・資格・収入・等
動物園の飼育係を目指す場合は、農業高校や大学などで生物学や動物学などを学び、希望する園の採用試験を受け合格を目指すのが一般的であり、有利とも言えます。
ただ公立の動物園の場合は、自治体の公務員試験に合格しなければなりません。中には獣医などの技術系職種の公務員を求めるところもありますので、その場合はそれぞれの試験区分の公務員採用試験を受ける必要があります。
原則として欠員が出たときに募集するというのが一般的ですから、希望する園に詳細をたずねて見ると良いでしょう。
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