廃棄物処理施設技術管理者

◆廃棄物処理施設技術管理者とは

廃棄物処理施設技術管理者は、廃棄物の焼却施設などで維持管理が適正に行われるよう、廃棄物処理業者を管理・監督する業務を担当する者です。

廃棄物の処理及び清掃に関する法律によって、廃棄物処理施設を適正に維持管理するため、廃棄物処理施設技術管理者の設置が義務付けられています。

廃棄物問題の深刻化、施設の高性能化に伴い、廃棄物処理施設技術管理者の役割は重要性を増しています。

廃棄物処理施設技術管理者は、その管理に係る一般廃棄物処理施設または産業廃棄物処理施設に関して、廃棄物の処理及び清掃に関する法律に規定する維持管理に関する技術上の基準に係る違反が行われないように、当該施設を維持管理する事務に従事する他の職員を監督する。

引用元:wikipedia・廃棄物処理施設技術管理者

なりかた・資格・収入・等

廃棄物処理施設技術管理者の資格は下記の者に与えられます。

  • 大学で所定の学科(理学、薬学、工学、農学部などで衛生工学や化学工学)を履修し卒業後2年以上の実務経験者。
  • 工業系高校卒業後8年以上の実務経験者。
  • 学歴問わず10年以上の実務経験者で厚生労働省認定の講習修了者。

講習はゴミ処理施設コース、し尿・汚泥再生処理施設コース、破砕・リサイクル施設コース、産業廃棄物昼間処理施設コース、産業廃棄物焼却施設コース、最終処分場コース、有機性廃棄物資源化コースに分かれており、それぞれ10日間の木曽管理課程講習と4日間の管理課程講習が行われます。

 

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