助監督

◆助監督とは

助監督とは、映画監督の補佐や補助をする人のこと。1本の映画を撮影するとき、3名から5名程の助監督がいます。

助監督には序列があります。チーフと呼ばれる助監督は、監督の補佐とカット割りやキャスト人選の手伝いをはじめ、各部署への必要事項の連絡、撮影スケジュールの作成、エキストラなどの芝居を演出することが役目です。

チーフの下について仕事をするセカンドやサード、フォースなどの助監督は、美術から預かった小道具を管理したり、エキストラを誘導、シーンナンバー・カットナンバー・テイクナンバーを入れたガチンコと呼ばれる撮影開始の合図である拍子木を打ったり、移動撮影のための機材を操作する「特機」の代わりに撮影用移動車を押したり、荷物を運んだり、撮影後の掃除など、補助的なすべての仕事をこなします。

助監督(じょかんとく)は、テレビドラマ、映画における演出部の職種と呼称である。ただし、テレビでは基本的にADという名称であり、映画の助監督とは異質の職種である。主な仕事はスケジュール作りと、現場の進行である。一言にスケジュール作りと言っても、それを紙に書き記すまでには、ありとあらゆる調整をこなさなくてはならず、助監督が優秀か否かによっては、現場がうまく行くことも破綻することもあり、映画作りの現場における要とも言える重要な立場である。

引用元:wikipedia・助監督_(映画スタッフ)

なりかた・資格・収入・等

映画会社や製作会社では助監督をアルバイトで募集することがあります。コネがあれば比較的容易に採用してくれる場合もあります。

採用されても給与が安い割りには雑用が多いため、長続きしないことの多いのが実状。しかし、将来監督を目指す夢があるのであれば、映画課程のある大学や専門学校で映画全般の基礎を学び、映画会社や製作会社に就職して助監督から始めるほうが有利といえます。

 

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