錺師(かざりし)

◆錺師とは

錺金具とは、長押(なげし)の釘隠しや床の間の框(かまち)、仏壇の装飾、襖の引き手、屋根まわりの木口を飾る金属の装飾などのこと。素材は銅が主体で、金箔が施されることもあります。

錺師は、このような錺金具を製作する職人です。

 

長押(なげし)とは

日本建築で使われる部材で、柱を水平方向につなぎます。柱同士の上部などを水平方向につなぐことで構造が補強されます。

框(かまち)とは

障子や窓、戸などの枠のこと。
床の間の框は、座敷の畳から床の間を一段上げるために置かれる横木を置いた形式の床の間。

なりかた・資格・収入・等

 

工房に就職するか、職人の下に弟子入りさせてもらうのが一般的です。

熟練の技術を要するため、商品として通用するまでには修行にも長い時間がかかります。

 

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