宮大工

◆宮大工とは

宮大工とは、主に神社や仏閣を建築したり、解体修理、復元などを行うのが仕事です。国宝や重要文化財の建築物の修復も手がけます。

300年は持つと言われる建築物を造るため、一般の大工の技術の他にもさらに高度な技術を必要とします。さらに歴史建造物を扱う仕事が多いことから、歴史や芸術などの知識も幅広く必要とされます。

渡り大工とも呼ばれ、何年も家を離れ社寺のある地に居住して材料、技法を検討しながら仕事を進める。その技術、技法は徒弟制度という形で師匠から弟子へ口伝で継承されるのが普通である。そのため、かつては日本全国に数百人いると言われたが、現在では宮大工の継承者は100人以下と推定されている。国宝や重要文化財の建築物の修復などで著名な宮大工には、西岡常一や佐々木嘉平、窪田文治郎、松浦昭次(俗に大工の人間国宝といわれる、文化財保存技術者)などがいる。

引用元:wikipedia・宮大工

なりかた・資格・収入・等

一般的には工務店が仕事を請け負うことがあります。こうした会社に就職するか、徒弟制度が残っているので棟梁のもとに弟子入りを志願することになります。

一人前の宮大工になるためには最低でも10年程度の修行が必要とされ、その期間は賃金も安く修行も厳しいといわれます。

 

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