◆日本語教師とは
日本語教師は、日本語学校で日本語を母語としない人々に対して、日本語を教える教師です。
外国の人たちに正しい日本語の文法や発音、アクセント、言い回しなどを教えます。
日本国内以外に、国際協力基金や海外協力事業などで派遣されることもあり、海外の日本語教育機関で働く場合も多くあります。
仕事内容
日本語教師の主な活躍の場は、留学生や外国人ビジネスマン、海外からの移住者などを対象にした日本語学校や大学、日本に駐在する外交官対象の日本語研修、または海外の日本人学校など、活躍の場は広がりを見せています。
なりかた・資格・収入・等
日本語教師になるには特別な資格は必要としませんが、下記の要件が目安となります。
- 日本語教育能力検定試験に合格した者。
- 大学において日本語教育に関する科目を26単位以上取得し、卒業した者。
- 大学において日本語教育に関する主専攻または副専攻を修了し、卒業した者。
- 大学で日本語教育科目を修了し、卒業した者。
- 短大や高等専門学校を卒業後、学校などで日本語に関する教育や研究に2年以上従事した者。
- 専修学校の専門課程を終了後、学校などで日本語に関する教育や研究に従事した期間が専門課程を含め、通算で4年以上の者。
- 高等学校教諭経験がある者。
- これらの者と同等以上の能力を有していると認められる者。
日本語教育能力検定試験とは
公益財団法人日本国際教育支援協会が主催し公益社団法人日本語教育学会が認定している日本語教育を行う専門家として基礎的水準に達しているかを検定する試験。
関連記事・参照先
スポンサーリンク