作業指導員

◆作業指導員になるには

作業指導員とは、主に知的障害者の施設で、個人に合わせた技術、技能習得訓練や社会生活の心構えなどを指導するのが役目です。

それぞれの希望と適正に合わせて印刷、木工、農園芸などの技術を指導します。自分では気づかなかった才能、秘められた能力を開花させることもあります。

知的障害者支援施設に就職するには、原則として特別な資格は必要はありませんが社会福祉主事任用資格を取得しておくと良いでしょう。

又、厚生労働省が認定している国家資格の「社会福祉士」や「介護福祉士」の資格も有利です。

なりかた・収入・等

社会福祉主事任用資格を取得する方法は以下のようになります。

  • 大学で厚生労働大臣指定の社会福祉関連卒業者。
  • 厚生労働大臣指定の養成機関か講習会の課程を修了した者。

公立の施設を希望する場合は、地方公務員試験に合格する必要があります。

 

地方公務員試験とは

地方公務員試験は、各地方自治体ごとに実施される当該地方公共団体の職員(地方公務員)を採用する試験です。

区分は各地方自治体により差異はありますが、一般事務や技術業務に従事する職員を採用する試験は以下のようになります。

  • 上級・・・大卒程度
  • 中級・・・短大卒程度
  • 初級・・・高校卒程度

収入・給料

作業指導員の給料は高卒で20万弱、年収では300万以下だと言われます。
仕事の量と質のわりには収入は低いようです。

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