生活指導員

◆生活指導員になるには

生活指導員は身体障害者更生施設や高齢者施設をはじめとした社会福祉施設などに勤務して、利用者の生活全般についての相談業務と生活に関する指導を行います。

作業指導員同様、利用者の精神的サポートをする場合もあります。そのため専門知識のみならず優れた人格も必要とされます。

身体障害者福祉法・第二章(身体障害者更生施設)

生活指導員が置かれる身体障害者更生施設は以下のようになります。(第十条・職員の配置)

  • 肢体不自由者更生施設
  • 視覚障害者更生施設・・・職業指導員又は生活指導員のうち、一人以上は、点字の指導を行うことができる者でなければならない。
  • 聴覚・言語障害者更生施設・・・生活指導員のうち、一人以上は、口話又は手話の指導を行うことができる者でなければならない。
  • 内部障害者更生施設・・・生活指導員のうち、一人以上は、口話又は手話の指導を行うことができる者でなければならない。
  • 重度身体障害者更生援護施設・・・看護師、介護職員、理学療法士、作業療法士、心理判定員、あん摩マッサージ指圧師及び生活指導員の総数は、通じておおむね入所者の数を四・一で除して得た数以上とする

生活指導員が置かれる高齢者施設としては、養護老人ホームや特別養護老人ホーム、経費老人ホーム、老人短期入所施設、老人デイサービスセンターなどが挙げられます。

なりかた・収入・等

生活指導員の求人案内では、社会福祉主事任用資格の有無が採用の基準となるところが多い。

社会福祉主事任用資格を取得する方法は以下のようになります。

  • 大学で厚生労働大臣指定の社会福祉関連卒業者。
  • 厚生労働大臣指定の養成機関か講習会の課程を修了した者

公立の施設を希望する場合は、地方公務員試験に合格しておく必要があります。

関連記事・参照先

スポンサーリンク