精神保健福祉士

◆精神保健福祉士とは

福祉系三大国家資格の一つです。
福祉系三大国家資格とは社会福祉士及び介護福祉士法で位置づけられた、社会福祉業務(医療・福祉に関する相談援助等)に携わる人の国家資格です。

  • 社会福祉士・・・ソーシャルワーカー
  • 介護福祉士・・・ケアワーカー
  • 精神保健福祉士・・・精神医学・精神科ソーシャルワーカー

 

精神保健福祉士は、精神病院や他の医療施設において、利用者の社会復帰を様ざまな面から援助する職業です。

精神保健福祉士は福祉だけでなく医療や保健の専門知識も必要です。
精神障害者の人たちや、家族に対しても精神的障害を抱えた人との生活を送るために、福祉増進をめざす専門職として社会的にも重要な存在です。

仕事内容

神保健福祉法では精神保健福祉センターや保健所に精神保健福祉相談員を置くことができるとされています。

精神病棟では、作業療法士と同じく診療報酬業務があり、多くの精神科病院・クリニックで配置されています。

精神保健福祉法(第二条)では以下のように定義されています。

第二十八条の登録を受け、精神保健福祉士の名称を用いて、精神障害者の保健及び福祉に関する専門的知識及び技術をもって、精神科病院その他の医療施設において精神障害の医療を受け、又は精神障害者の社会復帰の促進を図ることを目的とする施設を利用している者の地域相談支援(障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律 の利用に関する相談その他の社会復帰に関する相談に応じ、助言、指導、日常生活への適応のために必要な訓練その他の援助を行うことを業とする者をいう。 名称独占資格の一つである。

引用元:wikipedia・精神保健福祉士

なりかた・資格・収入・等

精神保健福祉士国家試験に合格した後、財団法人社会福祉振興・試験センターに登録する必要があります。

資格取得の際には受験資格として下記のようなものがあります。

  • 4年制大学で指定科目を修めて卒業した方
  • 2年制(又は3年制)短期大学等で指定科目を修めて卒業し、指定施設において2年以上(又は1年以上)相談援助の業務に従事した方
  • 精神保健福祉士短期養成施設(6月以上)を卒業(修了)した方
  • 精神保健福祉士一般養成施設(1年以上)を卒業(修了)した方

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