司法書士

◆司法書士になるには

司法書士とは、司法書士法に基づき登記・供託手続き、裁判所・法務局・検察庁に提出する書類の作成、成年後見人等の財産管理業務を専門に行う国家資格者です。

司法書士法による規定は以下のように定義されています。

司法書士法第1条

「この法律は、司法書士の制度を定め、その業務の適正を図ることにより、登記、供託及び訴訟等に関する手続の適正かつ円滑な実施に資し、もつて国民の権利の保護に寄与することを目的とする。」(目的規定)

司法書士法第2条

「司法書士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、公正かつ誠実にその業務を行わなければならない。」(職責規定)

引用元:司法書士法

 仕事内容

司法書士の仕事は、裁判や各種の登記などを行う際にその法に則った書類を作成したり、代理登記や供託、審査請求等です。

従来は不動産登記に関するものが主な仕事だったのですが、2003年からは「簡易裁判所での訴訟代理」「民事調停の代理」簡易裁判所の訴訟事件についての法律相談業務」も行えるようになっています。

そのため調停業務が拡大しています。

なりかた・収入・等

司法書士の試験は特に学歴、年齢制限はありませんが、大学法学部卒業程度の学力などは必要とされる難関な試験です

資格取得後は、経験を積んで独立するのが一般的です。
司法書士になるには、試験に合格する他に、裁判所書記官、法務事務官等の職務に従事した者などです。

開業する時は地域の司法書士会に入会しなければなりません。

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