◆スポーツ選手のマネジメント担当者とは
スポーツ選手のマネジメント担当者は、スポーツ選手の代わりに、テレビ出演やＣＭ契約などの交渉、海外遠征のスケジュールやビザの取得などを行います。
スポーツ選手がトレーニングに集中できる環境を作り出すために、プレー以外のあらゆる面からサポートするのが仕事です。
なりかた・資格・収入・等
スポーツ選手のマネジメント担当者になるには、スポーツ選手のプロモーションなどを手がけているエージェント会社に就職するのが一般的。
日本の場合は、スポーツ選手のマネジメントに関してはエージェント会社の社員が担当するケースが多いのですが、プロ野球やプロサッカー界には、海外のプロスポーツ業界のようにチームとの年棒契約などの法的な交渉を行う専門的な知識を持ったエージェントも増えています。
スポーツ選手のマネジメント担当者のような仕事を目指すのであれば、スポーツマネジメント学科やエージェント養成講座などがある専門学校でスポーツエージェントに関する基本的な知識を学ぶことが重要です。
又、プロ野球のエージェント資格を得るには弁護士の資格を取得することが条件になっています。
プロ野球のフリーエージェント
フリーエージェントとは、どこの球団とも選手契約を締結することができる選手のこと。外国のプロ野球組織の球団も含め国内外のどの球団とも選手契約を締結することできます。
フリーエージェントになれる権利を「フリーエージェント（FA）権」といい、このＦＡ権を行使することを「ＦＡ宣言」といいます。
ＦＡ権を取得するには一定の要件が必要です。
日本野球機構（NPB）組織のいずれの球団とも選手契約を締結できる「国内FA」と、外国のいかなるプロ野球組織の球団も含め、国内外のいずれの球団とも選手契約を締結できる「海外FA」の2種類がある。「国内FA」権を取得するには原則として8シーズン、「海外FA」権を取得するには9シーズンの出場選手登録日数が必要である[1]。また、一度FA権を行使して球団と契約した選手は出場選手登録が4シーズンに達したときに「海外FA」となる資格を取得する。
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