通関士

◆通関士になるには

通関士は、輸出入される物品の通関手続きの代理代行並びに税関の申請をするために必要な財務省管轄の国家資格、または資格を持ち税関から通関士の確認を受けて勤務している者を指します。

原則として、旅客の個人用貨物等を除き、通関士以外の者が他人の依頼によって貨物の輸出入申告手続くをすることはできません。

仕事内容

通関士とは、商品の輸出入の際にその種類、関税の申告などを行う財務省管轄の国家資格です。

税関の立会い、税簡に対する不服申し立ての代理としての税関に対する主張、陳述をする役割もあります。

なりかた・資格・収入・等

通関士の仕事は税理士や行政書士のような役割がありますが、通関業者の従業員であることが前提です。独立開業はできません。

各会社の資金体系がそのまま適用されますが、多くの会社が通関士手当を特別に支給されます。

国が毎年行う通関士試験に合格した後、所属する通関業者が税関長に届け出て審査を受けることになります。

• 受験資格・・・学歴、年齢、国籍等の制限はないので誰でも受けられる。
• 試験日時・・・１０月の第１日曜日
• 申込み期間・・・８月上旬から中旬（税関HP参照）

関連記事・参照先

• 東京税関HP
• 通関士試験 : 税関 Japan Customs