和傘職人

◆和傘職人とは

傘は洋傘と和傘に大別されます。
和傘は、油紙や竹を材料にしているのに対して、洋傘は防水加工した木綿やナイロンなどを材料にしています。

傘は材質・地域によって大まかに和傘と洋傘に区別される。手で持つ棒(軸=中棒=シャフト)の先端から放射状に細い棒(親骨)を出し、これに薄い幕(傘布)が張られているという基本構造、及び未使用時には折り畳んで収納可能という点は両者に共通するものであるが、和傘が主に紙(油紙…防水加工した和紙)や竹を、洋傘が防水加工した木綿、絹、ナイロン、ポリエステルなどを材料とする所に大きな違いがある。

引用元:wikipedia・傘

 

和傘は、雨具としての需要よりも、歌舞伎などの芝居やイベントの小道具、御土産ものなどに用いられるのがほとんどです。蛇の目傘や番傘などがあります。

和傘職人は、先端を削った竹で骨組みを作り、和紙をのりで貼っていきます。それに油を塗り防水加工を施し、天日で乾燥させて完成させます。

なりかた・資格・収入・等

 

東北地方、山形県や岩手県などに有名な和傘工房があります。

世襲制をとっているところがほとんどのようですが、職人にお願いして工房に弟子入りさせてもらう。手先が器用で細かい作業が説く品人が向いています。

日本の伝統工芸品を守るという意味でも、就職や弟子入りを受け付けている工房を探てし若い世代に受け継いでほしい職業の1つです。

 

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