和裁士

◆和裁士とは

和服用の布「反物」を有効に使い、注文に応じて着物を縫い上げる仕事。

和裁所などに所属したり、個人で店を開くなど、手縫いを中心とした伝統の手法で和服を仕立てます。

仕事内容

呉服店から注文を受け、反物に傷や汚れがないか細かく検査し、仕立てるときに布地の寸法が狂わないようにアイロンで布全体を平に地直します。

模様や柄が綺麗に合うように縫い合わせたり、様々な種類の和服を仕立てる技術を身につけるには数年の修業が必要とされます。

なりかた・資格・収入・等

資格には厚生労働省の国家試験「和裁技能士」と、東京商工会議所主催の「和裁検定」があります。

和裁検定は受験資格に特に制限はありません。1級から4級まであり、3・4級は家庭生活に役立つ程度、1・2級は就職に有利、職業として通用するレベルです。

和裁学校で資格を取得し、和服メーカーや和服仕立て事業所などに就職するのが一般的です。実務経験を積めばフリーとして独立も可能です。

和裁技能士とは

和裁技能士(わさいぎのうし)とは、国家資格である技能検定制度の一種で、都道府県知事(問題作成等は中央職業能力開発協会、試験の実施等は都道府県職業能力開発協会)が実施する、和裁に関する学科及び実技試験に合格した者をいう。 なお職業能力開発促進法により、和裁技能士資格を持っていない者が和裁技能士と称することは禁じられている。

引用元:wikipedia・和裁技能士

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