予備校講師

◆予備校講師とは

予備校とは、大学入試など、各種試験を受講する者に、事前に必要な意識や情報を提供する教育施設です。

種別と設置者は以下のようになります。

設置者

  • 学校法人・・・公益法人の一つ。私立学校の設置を目的として私立学校法の定めるところにより設立される法人。
  • 財団法人・・・法人格を付与された財団。特定の個人や企業などの法人から拠出された財産(基本財産)で設立される。事業原資は運用益である金利などをで運営する。
  • 株式会社・・・株主から有限責任の下に資金を調達し、株主から委任を受けた経営者が事業を行い、利益を株主に配当する、法人格を有する企業形態。
  • 有限会社・・・5月1日の会社法施行に伴い有限会社法が廃止されている。会社法施行の際に存在していた有限会社は、株式会社として存続し従来の有限会社に類似した経過措置・特則が適用されている。

種別

  • 専修学校・・・職業もしくは実際生活に必要な能力を育成し、または教養の向上を図ることを目的として組織的な教育を行う施設。
  • 各種学校・・・教養、料理、裁縫などの分野を教育する施設。学校教育に類する教育を行う。公立のものは都道府県の教育委員会が認可し、私立のものは都道府県知事が認可する。
  • 無認可校・・・法令に基づかない教育施設。小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、大学、高等専門学校、盲学校、聾学校、養護学校及び幼稚園)以外の教育施設。小規模な教室や学習塾、外国人向けの学校など。

仕事内容

予備校講師は、予備校において学習指導や進学指導に当たるとともに、採点、指導案の作成などを行います。

少子化の影響は大きく、予備校間の競争も激化しており、予備校教師の質の向上が求められます。

なりかた・資格・収入・等

主に大学受験を目指す学生に学習指導を行います。

予備校教師になるには特別な資格は必要とされませんが、大学受験を目標とするため、大学や大学院を卒業した程度の学力は必要とされます。

しかしそれ以上に指導法などが問われ、人気が出ると高収入も期待できる職業と言えるます。

中にはその学習方法などを記した参考書などを執筆し印税収入を得る人もいるようです。年収1000万越えの人も。

募集要項は各予備校により異なります。

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