造園師(庭師)

◆造園師(庭師)とは

造園とは庭園などの空間を造ること。造園師とは庭園を造る人のことです。「庭師」と呼ばれます。

庭師(にわし)とは、庭を造る人のこと。古くは園丁(えんてい)などとも呼ばれた。庭石、樹木や池、水路から芝などを含めて、庭を一つの造形空間として設計施工、製作する人、またその樹木などの植物の生育を管理し、定期的に剪定したりする管理の仕事もする専門家である。

引用元:wikipedia・庭師

仕事内容

植木の剪定(せんてい)や害虫駆除や草木を守るための消毒、成長を促すための移植や肥料監理。庭を最適な状態に維持するための手入れを行います。

造園専門の会社に所属する庭師は、個人の庭よりも公園や施設の庭、遊園地などの公共施設を整備するこ仕事が主体です。

 

なりかた・資格・収入・等

造園会社に就職する場合は、造園に関する国家資格を取得しておくと有利です。国家資格には「造園技能士」と「造園施行監理技師」があります。

造園技能士

資格を取得するには、厚生労働省が職業能力開発促進法に基づき実施している「造園技能検定試験」に合格する必要があります。

試験は学科と実技。学科は正誤方による問題と四肢択一式問題が出題されます。実技試験は実際に課題を作成する作業試験と樹木の枝を見て樹木名を判定する要素試験に分けられます。

検定は、1級(上級)、2級(中級)、3級(初級)に分けられ、1級は厚生労働大臣、2・3級は都道府県知事による合格証書が交付されます。

1級造園技師になれば、官庁営繕工事における現場常駐制度や、建設業法における一般建設業の主任技術者として認められます。

造園施行監理技師

国土交通省が建設業法に基づき実施している「造園施行監理技師検定試験」に合格する必要があります。

資格は1級と2級に分かれています。特定建設業の許可を受ける際の営業所の専任技術者および現場の管理技術者は1級の合格者に限られます。

 

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