公認不正検査士

◆公認不正検査士になるには

公認不正検査士とは、不正対策に重要な4つの分野、会計知識、法律知識、犯罪心理学、調査手法について豊富な知識を有する人材のことです。

公認不正検査士協会(The Association of Certified Fraud Examiners 略称ACFE)の会員のみに与えられる資格です。公認不正検査士協会(ACFE)はアメリカに本拠地があります。

仕事内容

公認不正検査士は、企業を含む組織において、不正を見つけ、その証拠収集や事情聴取、そして問題解決、当事者の処分などの諸手続きや、不正防止のための社内基準やシステム作りなどを行います。

 

なりかた・資格・収入・等

企業でも必置義務が無く、この仕事に対しての資格はまだ知られてはいないのですが、企業での不正が注目されている現在では、今後多くの分野で活躍が期待できる職業です。

資格は、米CFE協会の基準に基づく認定試験があります。
日本では、一般社団法人日本公認不正検査士協会により、年2回(春と秋)に試験が開催されています。

受験の要件は以下のようになります。

  • ACFEの会員であること。
  • 資格要件に定められる点数が40点以上であること。(例、大学卒業 4×10点 40点、他)

試験合格後は下記の認定条件を満たす必要があります。

  • ACFEの会員。
  • 試験4科目に合格。
  • 不正対策関連業務に最低2年勤務経験がある。
  • 資格要件に定められる点数が50点以上。
  • 3人の推薦人(推薦状)が必要。
  • 卒業証明書、資格証明書、写真の提出。

 

関連記事・参照先

一般社団法人・日本公認不正検査士協会

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