福祉司

◆福祉司とは

福祉司には、身体障害者福祉司、児童福祉司、知的障害者福祉司とがあります。福祉司は都道府県、市町村などの各相談所や福祉施設に置くことが義務付けられています。

職務としては、福祉に関する相談や、指導、調査を行います。

 

身体障害者福祉司

身体障害者福祉司は、先天的あるいは後天的な理由で身体の一部機能に障害を生じている者に対して、各種の相談や調査、更正支援の要否の判断などを行うと共に、福祉事務所所員に対する技術指導も行います。

児童福祉司

児童福祉司はケースワーカーの一種です。

児童相談所に置くことが義務付けられています。
児童の保護や児童の福祉に関する事項についての相談に応じると共に、専門技術に基づき必要な指導を行います。

担当区域の範囲は、児童福祉法により定められています。児童数や交通事情などを考慮して概ね、10万人から13万人までが標準です。

知的障害者福祉司

知的障害とは、日常生活において頭脳を使う知的行動に障害があることを指します。

知的障害者福祉司は、知的障害者の福祉に関する相談や生活全般の指導を行う職員です。一般的なケースワーカーの仕事に比べ範囲は広くなります。

なりかた・収入・等

地方公務員として役所に就職後、適正と希望を踏まえたうえで配属されます。福祉司を目指すのであれば、大学や専門学校で社会福祉の学科を修了し、地方公務員試験に合格する必要があります。

5年以上職務に従事した場合、社会福祉士の資格を得ることが可能です。

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