リハビリ助手

◆リハビリ助手の仕事内容

リハビリ助手とは、病院や介護施設、あるいはスポーツクラブなどで、リハビリテーションを必要としている患者の健康を支援する職業です。

単独で行うことは少なく、通常の場合は理学療法士などの助手として活躍します。

具体的な仕事内容としては、整形外科やリハビリテーション病院や施設等で温熱療法や電気療法、牽引療法など。これらの機械の操作を行います。

まずは使い方から覚える必要があります。そして患者さんの症状と要望に合わせた施行をしていきます。又、施設での受付・予約などの事務仕事もあります。

 

温熱療法とは

生体内にエネルギー注入しこれを熱源とし生体治療を行う医療行為ないし代替医療(通常医療の代わりに用いられる医療)。

簡単に言えば体を温める療法の総称です。全身を温めることで、血行の改善や免疫力を向上、細胞の活性化、等が期待できます。

科学的治療法であるハイパーサーミア療法と東洋医学による代替医療の温熱療法があります。

電気療法とは

それぞれの患部に適した電流を流す理学療法。
電気を体に流すための導子と呼ばれる電極を皮膚に取り付けて行います。

  • 低周波療法・・・周波数1,000 Hz未満のパルス波電流を使い、疼痛性疾患、麻痺性疾患などに用いられます。
  • 中周波療法・・・周波数1,000 Hz 以上のパルス波電流を使う。
  • 干渉波療法・・・異なる2種類の中周波電流を同時に流す。振幅変調のような効果が生じて(干渉)を起こすことで、この名で呼ばれる。

牽引療法とは

腰椎(背骨)や頚椎(首の骨)を専用の器具で引っ張る物理療法。
骨を引っ張ることにより、隙間を広げ骨と骨が圧迫することを防いだり、ずれを矯正します。

主に、ヘルニアや脱臼、腰痛などに効果があります。

なるには・資格・収入・等

特別な資格は原則として不要ですが専門の養成学校があります。
スポーツの経験や資格が有利になります。

勤務形態は正社員、アルバイト。
収入や給料は勤務場所により異なります。

一例としては・・・

  • アルバイト・・・時給900円、交通費、各種社会保険
  • 正社員・・・勤務経験・年数・資格により優遇、賞与年2回、各種手当、各種保健、退職金、昇給年1回

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