普及指導員(農業)

◆普及指導員とは

普及指導員は、普及指導員国家試験に合格したもののこと。

以前は農業改良を目的とする農業改良普及員と専門技術を教える専門技術員があったが、2004年5月に改正された農業改良助長法に基づいて都道府県におかれていた普及職員が普及指導員に名前を統合されたことをきっかけに2005年からこの2つの資格を廃止し、普及指導員資格試験として都道府県がそれぞれ行っていたのを国が行うようになった。

引用元:wikipedia・普及指導員

普及指導員(農業)は、都道府県の職員で、農業に携わる人たちに専門的な技術を教えたり、経営の相談に応じるなど、農業技術や経営向上のための支援を行います。

主な仕事内容は、農業従事者の担い手の育成、新規就農者への技術・経営指導、環境を配慮しての農薬や肥料の適正な使用方法、土壌改良のアドバイス、減農薬の栽培方法の指導、農産物の加工・販売のアドバイス、等、多岐にわたります。

なりかた・資格・収入・等

書類審査、筆記試験、口述試験があります。

受験資格は下記のようになります。

実務経験の種類

国、都道府県、農協等において、下記の実務経験を有する者。

  • 農業又は家政に関する試験研究業務に従事
  • 農業又は家政に関する教育に従事
  • 農業又は家政に関する技術についての普及指導に従事

実務経験年数

実務経験に該当する業務について、最終学歴等の種類ごとに、以下に掲げる年数を必要とします。

  • 大学院修了者:2年以上
  • 大学等卒業者:4年以上
  • 大学等卒業者:4年以上
  • 高等学校卒業者:10年以上
  • 改良普及員資格試験合格者:学歴にかかわらず、2年以上

高等学校、短大等、大学等卒業者の場合は、普及指導員の下で農業指導に従事した期間が通算で2年以上ある場合は実務経験は2年短縮されます。

 

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